間取りはライフスタイルも考慮しよう
家づくりを考えるとき、子どもの人数に応じた子ども部屋や、趣味や仕事の部屋を確保しなくてはと考えるのは当たり前です。しかし、注文住宅をつくるなら、単純に部屋数だけではなく、計画しているライフプランや理想の生活スタイルも踏まえて間取りを考えることが大切です。
果物に見立てた「ぶどう型」と「りんご型」の間取り
近年の家づくりでは、間取りを部屋数だけで考えるのではなく、フルーツに見立てた2つのタイプで考えることがあります。
ひとつは、従来の住宅で採用されることが多かった「ぶどう型」の間取り。寝室や子ども部屋など、目的によって個室を設け、それぞれを廊下でつないでいる間取りを指します。廊下が複数の部屋をつないでいるイメージから、枝分かれした軸に実がたくさんついているぶどうに見立てています。
もうひとつが、家族団らんの時間を重視して、廊下をつくらず、リビングを家の中心と考えた「りんご型」の間取りです。ぶどう型の間取りのように、部屋を細かく仕切らず廊下を設けないため、その分ひとつの部屋を広々とつくれるといった特徴があります。
ひとつは、従来の住宅で採用されることが多かった「ぶどう型」の間取り。寝室や子ども部屋など、目的によって個室を設け、それぞれを廊下でつないでいる間取りを指します。廊下が複数の部屋をつないでいるイメージから、枝分かれした軸に実がたくさんついているぶどうに見立てています。
もうひとつが、家族団らんの時間を重視して、廊下をつくらず、リビングを家の中心と考えた「りんご型」の間取りです。ぶどう型の間取りのように、部屋を細かく仕切らず廊下を設けないため、その分ひとつの部屋を広々とつくれるといった特徴があります。
りんご型の間取りのメリットは?
りんご型の間取りは、空間が開放的に使えることに加えて、以下のようなメリットが挙げられます。
● 居住空間が広く感じられる
● 空間の使い方に自由が利く
● 家全体で温度を一定に保ちやすい
はじめから部屋の役割を決めて個室を設けるぶどう型の間取りの場合、子ども部屋を使わなくなれば、部屋が余ってしまう可能性もあるでしょう。一方、りんご型の間取りは、子どものためのスペースをつくらないというわけではありません。子ども部屋が必要であれば、間仕切り壁や家具などを使って空間を区切り、不要になれば、また仕切りを取り払って空間を使い分けます。このように、りんご型の間取りは必要に応じて空間を自由に使えるため、ライフスタイルに合わせて無駄のない住まいを実現できるのです。
また、ぶどう型の間取りは、冷暖房がない廊下や浴室などは室温が調整しにくいデメリットがあります。その点、りんご型の間取りは断熱性や気密性が充分であれば、冷暖房が効率的に使えるというメリットがあるのです。
>>参考コラム:注文住宅の断熱性能でこんなに違う!さいたま市の家で室温と光熱費をシミュレーション
● 居住空間が広く感じられる
● 空間の使い方に自由が利く
● 家全体で温度を一定に保ちやすい
はじめから部屋の役割を決めて個室を設けるぶどう型の間取りの場合、子ども部屋を使わなくなれば、部屋が余ってしまう可能性もあるでしょう。一方、りんご型の間取りは、子どものためのスペースをつくらないというわけではありません。子ども部屋が必要であれば、間仕切り壁や家具などを使って空間を区切り、不要になれば、また仕切りを取り払って空間を使い分けます。このように、りんご型の間取りは必要に応じて空間を自由に使えるため、ライフスタイルに合わせて無駄のない住まいを実現できるのです。
また、ぶどう型の間取りは、冷暖房がない廊下や浴室などは室温が調整しにくいデメリットがあります。その点、りんご型の間取りは断熱性や気密性が充分であれば、冷暖房が効率的に使えるというメリットがあるのです。
>>参考コラム:注文住宅の断熱性能でこんなに違う!さいたま市の家で室温と光熱費をシミュレーション
りんご型の間取りを採用するときのポイント
このように、変化するライフスタイルに合わせられるメリットも多いため、りんご型の間取りを採用する住宅も増えています。しかし、りんご型の間取りで快適な住まいにするためには、高断熱高気密の住宅性能が必要不可欠です。
山井建設のあるさいたま市は、季節を問わず穏やかな気候といわれます。しかし、過去の気温を見ると2018年の夏は最高気温39.3℃を記録。一方で、冬は-9℃を下回るなど、一年間の気温差が大きい年もあります。このように夏場の暑さや冬場の寒さが厳しい土地柄であるため、広い空間の温度調節が必要なりんご型の間取りでは、冷暖房コストがかさんでしまう恐れがあります。そのため、一年中快適な住まいにするのであれば、断熱性や気密性を考慮する必要があるのです。
住宅の断熱性能を判断する指標として分かりやすいのが「断熱等級」です。断熱等級は、熱の入りにくさを表す「UA値(ユー・エー値)」などの基準によって評価されます。さいたま市における、断熱等級別UA値の基準は以下の通り。ハウスメーカーを選ぶ際には、断熱等級を判断材料にすると良いでしょう。
【6地域における等級別基準UA値(W/㎡・K)】
山井建設のあるさいたま市は、季節を問わず穏やかな気候といわれます。しかし、過去の気温を見ると2018年の夏は最高気温39.3℃を記録。一方で、冬は-9℃を下回るなど、一年間の気温差が大きい年もあります。このように夏場の暑さや冬場の寒さが厳しい土地柄であるため、広い空間の温度調節が必要なりんご型の間取りでは、冷暖房コストがかさんでしまう恐れがあります。そのため、一年中快適な住まいにするのであれば、断熱性や気密性を考慮する必要があるのです。
住宅の断熱性能を判断する指標として分かりやすいのが「断熱等級」です。断熱等級は、熱の入りにくさを表す「UA値(ユー・エー値)」などの基準によって評価されます。さいたま市における、断熱等級別UA値の基準は以下の通り。ハウスメーカーを選ぶ際には、断熱等級を判断材料にすると良いでしょう。
【6地域における等級別基準UA値(W/㎡・K)】